サイバーセキュリティー用語集

#4 サイバーフィジカルシステム(CPS) とは

フィジカルシステム(物理世界)において、機器や設備などのシステムが収集したデータをサイバー空間でコンピューター技術を活用し分析・解析し、現実世界へフィードバックすること。様々な産業における新たなサービスが創出され、社会的問題が解決していくと考えられています。

似たような概念でIoT(はInternet of Things)がありますが、IoTは「モノのインターネット」と訳され、従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(コンピューターや、機械、設備など)から収集されるデータがインターネットを介して伝達されることです。

サイバーフィジカルシステム(CPS)とIoTとの違いは、IoTはクラウドなどのサイバー空間に接続する技術のことを指すのに対し、CPSは、サイバー空間での分析・解析されたデータを現実世界へフィードバックすることまで含みます。

CPSについてさらに詳しく知りたい方は下記の記事などをお読みください。

 

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クラロティは、産業分野(製造工場やプラントにおけるOT)、ヘルスケア分野(病院におけるIoMT)、商業分野(ビル管理システムやエンタープライズIoT)にわたるサイバーフィジカルシステムの広大なネットワークであるXIoT(拡張型モノのインターネット)を保護し、組織をサポートします。当社のサイバー・フィジカル・システム保護プラットフォームは、顧客の既存のインフラストラクチャと統合して、可視性、リスクと脆弱性の管理、ネットワークのセグメンテーション、脅威の検出、および安全なリモートアクセスのためのあらゆる制御を提供します。

2015年の設立以来、ニューヨーク、テルアビブヤフォ、ロンドン、ミュンヘン、アジア太平洋地域などに拠点を構え、50カ国以上数百社の顧客に製品を提供し、8,000以上の工場・プラント、2,000以上の医療施設に導入実績があります。2021年にはシリーズD、E合計で6億4000万米ドルの資金調達を獲得し、ユニコーン企業の1社となりました。クラロティのプラットフォームは、包括的なセキュリティ管理を可能にするSaaS型のxDomeとオンプレミス型のCTD (Continuous Threat Detection)、安全なリモート接続を可能にするSRA (Secure Remote Access)、資産情報を素早く収集するEdgeの4つで構成される、統合的な産業用サイバーセキュリティソリューションです。