日本初開催!産業を支えるOTセキュリティ最前線、NEXUS DAYS Japan レポート!
2025年10月27日
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クラロティは、2025年10月10日(金)に日本初の開催となるNEXUS DAYSを京都で開催いたしました。NEXUS DAYSは、OTへのサイバーリスクついての対策や知識を広く啓蒙、共有するクラロティ主催のイベントとして米国でスタートし、今回は日本初の開催となりました。
当日は、業界の有識者やユーザー様をお招きし、クラロティの最新事例もご紹介しながらサイバーフィジカルシステムのセキュリティのメガトレンドや安全にフィジカル世界が広がる未来について熱く議論が交わされる場となりました。
ご参加いただけなかった皆様へ、当日の様子をレポートいたします。
■ オープニングメッセージ:サイバーセキュリティとオペレーショナル・レジリエンスの実現
クラロティCEOのヤニブ・バルディは、オープニングで、「デジタルトランスフォーメーションでビジネスの生産性向上を実現するために不可欠であり、CPSセキュリティプログラムを推進するメガトレンドとしてはさらなる自動化は進む」と述べ、「これによりより多くの接続性が増加し、つまり攻撃対象領域も拡大することは自明である」と語り、クラロティを採用いただいたグローバル製造企業や電力・公益事業、交通機関、医療業界での最新導入事例を通じて、日本の皆様にCPSセキュリティの重要性を訴えました。
■ 次世代OTセキュリティや医療DX時代のサイバーセキュリティ戦略を議論
本イベントのハイライトとして、各業界の第一人者が、単なる技術論に留まらない実践的なCPSセキュリティ戦略を提示しました。登壇内容は下記です。
- 京大医療DX 教育研究センター 黒田知宏氏とクラロティヘルスケアプリンシパル タイ・グリーンハルシュのセッションでは、「医療DX時代のサイバーセキュリティ:現場から役員室までのギャップを埋める」をテーマに、最前線の課題と、医療業界の情報部門経営層の意思決定に必要な視点を共有しました。
- アクセンチュア株式会社 加藤 雅広氏からは、「現場×CISO×CoEで築く!次世代OTセキュリティの鉄壁ガバナンス」について、組織全体でセキュリティを機能させるための具体的なガバナンス構築手法が示されました。
- 日系自動車メーカー 細谷 光氏とクラロティのAPJ シニアソリューションエンジニア 加藤 俊介とのセッションでは、「製造現場を変える:DX時代のサイバーセキュリティ戦略」と題し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を安全に加速させるための実践的な戦略が議論されました。
CPSのセキュリティ対策は、もはや「いつかやるべきこと」ではありません。「今すぐ取り組むべき経営課題」です。当日ご参加いただけなかったお客様には、オンラインでのご質問やご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
NEXUS DAYSでの知見を、貴社の具体的な課題解決にどう活かせるか、専門のコンサルタントがお答えします。
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