FAQから知るxDome

よくある質問(FAQ)

xDomeはサイバーフィジカルシステム(CPS)を保護し、拡張されたインターネット・オブ・シングス(XIoT)全体を高めるための最初のステップです。xDomeのサポートする範囲や目的について説明します。

Q:XIoTの課題は何ですか?

XIoTは、産業における従来のOT資産や施設内のスマート照明およびHVACシステム、さらにはインターネット接続型自動販売機など、多種多様なCPSネットワークの急速なDXによって拡大し続けています。技術の高度化による利点は多くありますが、CPSの相互接続性はセキュリティーの盲点を生み出し、操作と安全性にリスクをもたらしました。組織は、XIoTの中でインターネットとオペレーショナルレジリエンスを維持する堅牢なサイバーセキュリティーソリューションを必要としています。

 

Q:なぜクラロティはxDomeをポートフォリオに加えたのですか?

企業は、既存のブラウンフィールドCPS機器に新しいXIoT資産を導入することで、産業・商業環境の近代化を急速に進めています。これらの状況は新たなリスクの盲点を生み出し、技術スタック全体でのスケーラビリティ要件を増幅させ、さらに複雑なサイバーセキュリティーの利害関係者を増加させています。XIoTは進化し続けるため、組織は従来の解決策や一般的なアプローチだけでサイバーとオペレーショナル・レジリエンスを維持することは困難であるということを理解しなければなりません。

企業がこのような課題に取り組み、安全かつ確実に、そして効率的で自信を持ってデジタル化できるよう、クラロティはxDomeを導入しました。

 

Q:xDomeにおけるXIoTのセキュリティー保護範囲について。

xDomeは、資産の可視化、脆弱性およびリスク管理を提供し、強化されたネットワーク保護や検出から対応までセキュリティー全体を完全にカバーします。

主要な利用用途と機能について:

  • 資産の可視化:XIoT資産の完全な可視化は産業用サイバーセキュリティーの基盤となります。完全な可視化を確保するため、xDomeはパッシブモニタリング、Claroty Edge、統合エコシステムの3つの方法により、ユーザーの環境に合わせた組み合わせが可能です。
  • 脆弱性とリスク管理:資産全てを包括的な脆弱性データベースと関連付けます。ユーザーは90以上の変数を活用してリスク許容度パラメータをカスタマイズでき、これらを取り込むことによりリスクスコアと効果的な緩和策を提供します。
  • ネットワーク保護:XIoTの可視化により、ネットワーク通信ポリシーを推奨します。ユーザーは既存のインフラを通じてこれらのポリシーを容易に監視、および改善、自動実行が可能です。これにより脅威から環境を保護するゼロトラストの最善策基盤が構築されます。
  • 脅威検出:既知および新たな脅威の兆候を継続的に監視します。すべての資産と通信をプロファイリングすることで、xDomeは正常な動作のベースラインを確立し誤検知を排除、アラート疲れから解消します。
  • 資産と変更管理:資産の詳細情報と充実したCMDBを活用したメンテナンス課題や必要なアップデートを監視し、SLAコンプライアンスを実現。さらに、監査リクエストのサポートやワークフローとサプライチェーンの効率化を向上します。

 

Q:xDomeの特徴は何ですか?

xDomeは、コントロールの幅や深さに制限されることなく、産業用サイバーセキュリティーのすべてをサポートする世界初、唯一のSaaSベースのプラットフォームです。迅速かつ容易な導入オプションと、運用、サイバーセキュリティーおよび経営陣のあらゆるニーズに応えるべく構築された柔軟なUIを備えたSaaSソリューションです。これによりユーザーや利用用途を問わず容易に導入し、拡張することができます。

詳細:

  • SaaSソリューションで最も広範かつ深い資産探索力。xDomeは、パッシブ監視、Claroty Edgeコレクター、サードパーティの統合によるエンリッチメントの3つの発見方法を提供しており、ユーザーはこれらを組み合わせて環境に最適な方法で完全な可視化を実現することができます。
  • 受賞歴のあるリサーチに基づく脆弱性とリスク管理のサポート。xDomeは、高い専門知識と評価を得ているリサーチ部門Team82が開発する、脆弱性およびリスク管理機能を持つ唯一のSaaSソリューションです。
  • 増大するリスクに対応する比類のないネットワークセグメンテーション制御。xDomeは、ユーザーのセグメンテーションプログラムを専門家が定義したポリシーを介して迅速に立ち上げ、最適化するための知識と既存のファイアウォール、NACソリューションを利用したエキスパートによる自動実行可能なポリシーが備わっています。
  • 業界で最も低いTTV(Time-to-Value)とTCO(Total Cost of Ownership)。

クラロティでは、XIoTが絶えず進化している中、環境を保護し企業の目標を達成するため、xDomeのようなSaaSベースのサイバーセキュリティープラットフォームモジュラーが必要であると考えています。xDomeを使用することにより、産業組織は正確な技術によって比類のない可視化を獲得し、ユーザーや利用用途に合わせて容易に拡張できるプラットフォームからサイバーおよびオペレーショナル・レジリエンスの強固な基盤を構築できます。

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クラロティについて

クラロティは、産業分野(製造工場やプラントにおけるOT)、ヘルスケア分野(病院におけるIoMT)、商業分野(ビル管理システムやエンタープライズIoT)にわたるサイバーフィジカルシステムの広大なネットワークであるXIoT(拡張型モノのインターネット)を保護し、組織をサポートします。当社のサイバー・フィジカル・システム保護プラットフォームは、顧客の既存のインフラストラクチャと統合して、可視性、リスクと脆弱性の管理、ネットワークのセグメンテーション、脅威の検出、および安全なリモートアクセスのためのあらゆる制御を提供します。

2015年の設立以来、ニューヨーク、テルアビブヤフォ、ロンドン、ミュンヘン、アジア太平洋地域などに拠点を構え、50カ国以上数百社の顧客に製品を提供し、8,000以上の工場・プラント、2,000以上の医療施設に導入実績があります。2021年にはシリーズD、E合計で6億4000万米ドルの資金調達を獲得し、ユニコーン企業の1社となりました。クラロティのプラットフォームは、包括的なセキュリティ管理を可能にするSaaS型のxDomeとオンプレミス型のCTD (Continuous Threat Detection)、安全なリモート接続を可能にするSRA (Secure Remote Access)、資産情報を素早く収集するEdgeの4つで構成される、統合的な産業用サイバーセキュリティソリューションです。